「家を売る」と「住み続ける」を両立する方法がある?リースバックについてご紹介!

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カテゴリー: 不動産お役立ち情報

安定と柔軟性を重視する方にとって、家を売却しつつも住み続ける選択肢は大きな関心事です。
一時的な資金調達と住環境の維持を同時に求めるニーズに応えるリースバックの仕組みは、そのメリットとデメリットを理解することで、新しい不動産活用の道を開けるでしょう。
この記事では「家を売る」と「住み続ける」を両立する方法から、リースバックのメリットと注意点までご紹介します。

□リースバック基礎知識!「家を売る」と「住み続ける」を両立する方法

1:リースバックの基本構造

リースバックは自宅を売却し、その後同じ家を借りる仕組みのことです。
この方法では一度にまとまった資金を得ることが可能で、住み慣れた環境を維持できるという大きな利点があります。
企業向けの「セールスアンドリースバック」とは異なり、個人向けリースバックでは最終的に家を買い戻すかどうかはオプションです。
売却と賃貸借の二つの契約を結ぶことで、所有権を手放しながらも住み続けることが可能になるのです。

2:リースバックの流れ

リースバックのプロセスは、まず自宅をリースバック会社に売却することから始まります。
その後、売却した家をリースバック会社から借りる契約を結びます。
この際、売却価格や賃貸条件などが重要な交渉ポイントとなります。
リースバックの契約は売却と賃貸借の両方を含むため、契約内容を十分に理解し、適切な条件で進めることが重要です。

3:個人向けリースバックの選択肢

個人向けリースバックでは最終的に家を買い戻すか、借り続けるか、退去するかの選択肢があります。
買い戻しのオプションは、リースバック会社によって異なる契約方法が存在するため、将来の計画に合わせて最適な選択をすることが求められます。
また、リースバックを検討する際は不動産会社の査定を受け、現在の市場価値を把握することも重要です。

□リースバックのメリットと注意点

*リースバックのメリット

リースバック最大のメリットは、自宅を売却することで得られるまとまった現金です。
この資金は使い道が自由であり、事業資金や返済資金として活用することが可能です。
また、リースバックは年齢制限がなく、土地付きの戸建てだけでなくマンションも対象となるため、幅広い層にとって利用しやすい方法です。

*リースバックの注意点

リースバックを利用する際の最大の注意点は、自宅の所有権を失うことです。
売却後は家賃を支払う必要があり、住宅ローンを完済していた場合、住居費の負担が増加することになります。
固定資産税や都市計画税はかからなくなりますが、家賃には税金や不動産会社の利益が含まれるため、売却による一時金と今後の家賃を慎重に比較することが重要です。

□まとめ

リースバックは一時的な資金調達と住み続けることを両立させる有効な手段ですが、所有権の喪失や家賃負担の増加など、注意すべき点も存在します。
これらのメリットとデメリットを総合的に理解し、自身の状況に合った選択をすることがより良い不動産活用への鍵となります。
リースバックを検討する際は専門家の意見を参考にしながら、慎重に判断することをおすすめします。

足立区、埼玉県川口市、草加市周辺で不動産売却についてお悩みでしたら、ぜひ当社の相談窓口までお問い合わせください。

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